企業経営を取り巻く環境は劇的に変化しており、企業は自社ビジョンやミッションを明確にした活動が求められています。多様な価値観を持つ個人が、他の構成員とビジョンやミッションを共有しながら、組織とともに成長し、企業としての競争力を高めていくことが必要です。そのような観点から、KISにおいても人事・人材開発の方向性や戦略について情報交換を図り、人を基軸とした経営革新の推進を図っています。
人を育てる基盤は、経営理念や企業風土への共感、仕事の役割と環境、実力本位の人事・賃金体系等がありますが、何よりも“人とのつながりが人を磨き、人を育てる”と考えています。先輩や後輩、顧客や協力会社とのかかわりの中で人は成長します。そして、社員一人ひとりの成長により、企業は発展していきます。ESなくしてCSはありえませんし、CSをCSRまで昇華する原動力は社員です(※)。
情報サービス産業においては、ITスキル、ビジネススキル、倫理教育など多面的にCDPを展開することが、企業が戦略的な人材育成・調達を行う際の重要な規範となります。情報サービス産業の「商品」は製品ではなく、「サービス」であり、これを提供する個々人のスキルを管理し、育成していくスキームが企業の競争力に直結します。KISにおいては、本人と会社双方が利益を共有していくために、社員1人ひとりの成長につながる環境の整備に積極的に取り組みます。そして、それにより、
を目指します。
※補足
CS(Customer Satisfaction):顧客満足
ES(Employee Satisfaction):社員満足
CSR(Corporate Social Responsibility):企業の社会的責任
CDP(Career Development Program): キャリア開発や経歴管理
※個人の育成を長期的視点に立って実践していくプログラムのことです。